自作PCを3700Xから5900Xにアップグレードしてみました。この記事を書いている時点でもうすでに2世代前のCPUではありますが、やはりRyzen 9はということもあり、特にマルチコアでは私の用途では十分速いです。 VRM等のCPU以外の冷却が少し心配ではありますが、CPUクーラーもAIOのものに変えてみました。240mmですが、マルチコアの負荷がかかるような状態でもCPU温度は80度を超えるようなことはなく、今のところ安定して動いています。Ryzen 9とは言ってもPPTは142Wであり、昨今のハイエンドよりはだいぶ扱いやすいような気がします。 さて、3700Xと比べると速くはなったのですが、コア数が増えた分、消費電力も大きくなっています。しばらく前からLinuxで使えるようになったamd-pstateがUbuntu 22.04でも使えるようなので、この設定を試してみることにしました。 Ubuntu 22.04の場合、/etc/default/grubを編集して GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash amd_pstate=guided " のようにamd_pstate=のオプションを追加し、update-grubコマンドを実行後、再起動します。私の環境では、アイドル状態のコアのクロックが500MHz程度とかなり低くなりました。 $ cat /proc/cpuinfo | grep -i mhz などとすると全コアの状態を見ることができます。
XPS 15にはM.2スロットが2つあり、自分でSSDを増設できるのが利点です。私も今までサムソンの860 EVOの1TBのドライブをつけていましたが、もう少し容量を増やしたかったのでWDのSN770の2TBのに換装してみました。 ちなみにXPS 15 (2020)はPCIe3.0までしかサポートしていません。SN770はPCIe4.0、860 EVOはSATAなので、いずれの組み合わせでも本来の性能を発揮できていないことになります(^_^;)。SN770の2TBは1200TBWとそこそこ耐久性もあるので、いずれPCIe4.0をサポートしたPCに買い替えたときにもまだ使えるのではないかと考えました。 そうなると気になるのかSN770をPCIe3.0に接続したときにどれぐらい性能が出るのかということです。ということで換装してベンチマークを走らせてみました。 まずSSDの換装ですが、XPS 15の裏蓋を開けてM.2スロットにSSDを挿すだけです。しかし裏蓋を開けるのが若干面倒で、プラスチックスクライブのような細い工具をすきまに差し込んでこじ開ける必要があります。私はこちらで購入したものを使っていますが、ツール自体が柔らかくて本体に傷がつきにくくよいように思いました。 Loveril 携帯電話修理ツール スパッジャー10本組 https://www.amazon.co.jp/dp/B0789F5XJZ 無事に蓋が開いたらあとは挿し替えるだけとなります。 ということでCrystalDiskMarkで簡単にベンチマークを取ってみました。 比較のため、以下はもともとXPS 15についていたSN730のベンチマークです。 シーケンシャル、ランダムのリード、ライトいずれの項目でもメインのドライブであるPCIe3.0接続のSN730に比べれば若干速いということで、本来の性能は発揮できていませんが、PCIe3.0の限界までは性能が出ているように思えます。なお、本来より遅く動作しているとは言ってもベンチマーク中は65℃ぐらいまで温度が上がっていました。私は何もつけずに換装してしまいましたが、心配な方はサーマルパッド等をつけるなりした方がよいかもしれません。