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WSL2でUnixBenchを走らせてみた

Windows 10のInsider Preview Build 18917でWSL2が使えるようになりました。以前PixelbookのCrostiniのベンチマークのためにUnixBenchを走らせてWSLとの比較をしたのですが、WSL2だとだいぶ性能が上がっているようなのでこのままだと不公平です。そこでWSL2でもUnixBenchを走らせてみました。WSLおよびWSL2は7500UのRazer Blade Stealthで走らせています。 Pixelbook WSL WSL2 1 parallel copy of test Dhrystone 2 3008.3 3756.0 3631.9 Whetstone 676.3 652.0 613.8 Execl Throughput 549.3 99.7 1123.5 File Copy 1024 606.3 204.7 1706.1 File Copy 256 389.7 135.5 1128.8 File Copy 4096 1379.4 488.3 3599.1 Pipe Throughput 443.7 181.3 764.8 Pipe-based Context Switching 331.9 148.7 56.3 Process Creation 419.3 50.4 625.1 Shell Scripts (1 concurrent) 1603.9 N/A 2460.0 Shell Scripts (8 concurrent) 2498.7 N/A 4545.2 System Call Overhead 224.0 143.5 358.8 Index Score 722.4 N/A 1053.8 4 parallel copy of tests Dhrystone 2 5965.9 8579.0 9865.1 Whetstone 2179.4 2491.0 2298.1 Execl Throughput 1241.2 173.8 2869.7 File Copy 1024 528.6 368...

Pixelbook買ってみた

2017年のモデルになりますが、Pixelbookの最上位のモデルが米アマゾンでだいぶ安くなっていたので買ってみました。 https://chromeunboxed.com/save-450-on-the-core-i7-pixelbook/ こちらの記事に載っているものほど安くはなかったですが、$1250ぐらいだったので定価より$400ほど安かったです。 なかなか薄くてかっこいいです。 Chrome OSだとAndroidアプリが動くのでKindleで読書もできますし、Crostiniという機能を使うとLinuxのアプリも使えますので開発環境としても活用できそうです。とりあえずIntelliJなどを入れてみました。 一台で何でもできるというのはなかなか便利です。 Pixelbookで気になるのは、最上位モデルのi7とは言ってもTDP4.5Wのi7-7Y75であるということです。MacBook 12インチやDELL XPS 13 2-in-1についているものと同クラスのCPUになります。長時間負荷をかけた場合、Uシリーズのファンがついているマシンと比べると性能が落ちることが予想されます。というわけで簡単にベンチマークを取ってみました。 まずはGoogle Octaneです。 レビューによると31000ぐらい出るとのことでしたが、私のマシンだとだいたい26000-27000ぐらいのようです。ちなみに私が普段使っている7500UのWindowsラップトップ(Razer Blade Stealth 2016年モデル)でもスコアは29000弱でしたので、このPixelbookが遅いというわけではなく、Chromeのアップデート等によってスコアが下がったのが原因ではないかと思われます。Chromeのバージョンは71です。 これだけ速ければ十分と思われるかもしれませんが、ページによってはスクロール等の重そうな処理が若干もたつくと感じることがあります。比較の問題であって十分にサクサクなのですが、軽量なChrome OSでi7だから爆速、というような期待をしているとそこまで速くはないと感じられるかもしれません。 次にUnixBenchです。このベンチマークはかなり長時間かかるので、負荷がかかって遅くなるかどうかを見ることがで...

Pixel 3でTwitterやAmazonアプリがうまく動かない件について

最近Pixel 3を購入したのですが、Pixel 3だと自宅のWiFiでTwitterやAmazonアプリがうまく動かないことに気がつきました。具体的には、以下のように通信がうまくできていない感じのエラーが表示されます。 このようになるのはPixel 3だけで、手持ちの他のAndroid端末(Nexus 6P)やiPadだとうまく動きます。またPixel 3でも自宅のWiFiではなくてモバイルネットワークだとうまく動きます。 調べてみたところ、これはどうもAndroid Pieの問題のようです。 Netflix and other apps not working over home WIFI? https://forum.xda-developers.com/pixel-3-xl/help/netflix-apps-home-wifi-t3860103?fbclid=IwAR3mHrCzOABT-y2KQUoLrYJ3uubn9cTaSf5owJcYWZXBZncsXr48eKRrpZw 自宅ではTP-LinkのWiFiルータを使っていますが、調べてみたところデフォルトのMTUサイズは1480でした。フレッツ光の場合は1454にした方がよさそうです。これを変更したら無事に動くようになりました。

ASUS Thermal Control ToolでBroadwell-EをプチOCする

普段自宅では自作PCを使っているのですが、これにBroadwell-Eの6900KというCPUがついています。一年以上前に買ったものですが、今さらながらOCするのに便利なツールを見つけてたので、ブログにメモしておこうと思いました。 Broadwell-Eの問題点として、3.7GHzを超えたあたりからデフォルトの電圧が1.27Vというようなかなり高い値になり、それほど高いクロックにOCしなくても消費電力および発熱がかなり大きくなってしまうということがあります。 私のPCはマイクロATXでケースがそれほど大きくないので、あまり強力なクーラーをつけることができません。今のところは空冷のH5 Universalというクーラーを使っていますが、このクーラーの仕様ではTDPは160Wとされています。このため少しでもOCすると高負荷の時に冷却面で不安が出てきてしまいます。 このデフォルトの電圧の仕様については、こちらのASUSの掲示板でだいたいこのようになっているのではないかという議論がされていました(正しいのかどうかはわかりませんが): https://rog.asus.com/forum/showthread.php?87982-RVE10-Adaptive-voltage-not-working 実際のところ、4.0GHzぐらいのプチOCであれば、電圧は1.27Vもいらなくて1.15Vぐらいにしても十分安定して動いているように思われます。しかし電圧を固定で1.15Vにすると、アイドル時にも1.15Vかかってしまうのでむだに電力を食ってしまいます。Adaptiveモードというものもありますが、上の掲示板での議論のように、デフォルトより低い電圧を設定できないという問題があります。 このような状況で有用なのがASUSのThermal Control Toolです。説明は以下のURLに長々と書いてありますが、要は、サーマルスロットリングを起こす温度や、スロットリング中のクロックや電圧を設定できるツールです: http://edgeup.asus.com/2016/get-best-performance-broadwell-e-processors-asus-thermal-control-tool/ ダウンロードのリンクが分かりづらいですが、この記事の...

Chromebook買いました

諸般の事情によりDELLのChromebook 11を買いました。私はタブをたくさん開くのが好きなので4GBのモデルにしました。 画面が若干小さいですが、サクサク動いていい感じなのでいつもの調子でタブを30枚ほど開いてみたところさすがにメモリが足りなくなってきてスワップし始めているようです(;^_^A)。 ただ、スワップし始めてもストレージがSSDのためかそれなりに動きます。 この状態でいったんログアウトしてログインなどをすると一度に全ページをレンダリングするためにCPU負荷が高くなってファンが回ったりしますが、それ以外の場合はファンも低回転で静かです。 画面が若干小さいとか少し重いなどの点はありますが、電池も持ちますし安いので、全体的にはよいのではないかという気がします。残念なのはキーボードのバックライトがないところです。寝ながら使うのには不便ですね。スタバで使うならWiFiもありますしこれでいいのではないかと思います。

日本語のメールの改行方法

私はメールはきっちり72文字で改行しないと気がすまないタイプだったのですが、最近のメールクライアントは等幅でないフォントで表示するものも多いので、きっちり72文字で改行しても行の長さが同じにならなくてあまり意味がない気がしてきました。 また、Emacsのfill-paragraphなどを使って改行すると、日本語の単語の途中で改行されてしまうことがあるので読みづらくなることがあって気になっていました。読みやすくなるように手で改行し直すにしても、fill-paragraphするとまたやり直しになってしまうので面倒です。 そこで、MeCabで形態素解析した結果を使って単語の切れ目で折り返すプログラムをEmacs Lispで作ってみました。 https://github.com/beketa/mfill/raw/master/mfill.el fill-paragraphで改行すると以下のようになる文章(内容はフィクションです)を、 さて、かねてより会社設立の準備を進めておりましたが、お陰さまでこの たび株式会社ベケタ商事を設立する運びと相成りました。これも皆様のご 支援とご協力の賜物と心より感謝する次第です。このうえは、皆様のご期 待に添えますよう日々精進する所存でございますので、何とぞ引き続きご 指導、ご鞭撻を賜りますようお願申し上げます。 これを使うと以下のように改行することができます。 さて、かねてより会社設立の準備を進めておりましたが、お陰さまで このたび株式会社ベケタ商事を設立する運びと相成りました。これも皆様の ご支援とご協力の賜物と心より感謝する次第です。このうえは、皆様の ご期待に添えますよう日々精進する所存でございますので、何とぞ引き続き ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願申し上げます。 かなり簡単な方法で改行位置を決めていますが、なかなか読みやすくてよいのではないかという気がしますo(^_^)o。 メールだけでなくWebブラウザのレンダリングなどでもこのように改行してくれると読みやすいかもしれません。 なお、Emacsのfill.elだと改行以外にもインデントとかプレフィックスの処理もしてくれるのですが、今のところ本プログラムではその辺の処理をサボっているのであまり実用的ではありません。fill.elの改行位置...

O(logN)のカーソル移動方法

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 今年はますますスピードが求められる世の中になりそうですね。このような中で、皆さんはどのようにテキストエディタのカーソルを移動しているのでしょう? というわけで新年早々Emacs Lispでカーソルを移動させるプログラムを書いてみました(^_^;)。 O(logN)ですので64行までの表示ならば最大6回のキー操作で任意の行に移動することができます。意外と便利かもしれません。 Emacsユーザの方は試してみてください(^_^)/。 O(logN)のカーソル移動方法 View more presentations from Yasuaki Takebe .